口腔がん検診

口腔がんとは

「口腔がん」とは、歯茎や舌、頬の内側、上顎など、お口の中にできるがんのことです。
がん全体の中の割合としてはそれほど多くはない疾患ですが(国内ではがん全体の1~2%)、患者の数は増加傾向にあります。

口腔がんは、目に見える場所にできるため、他のがんと比べると早期発見しやすい反面、初期段階では痛みも少ないことから気づかないうちに進行しているケースも少なくありません。

口腔がんの主な原因

口腔がんの原因は明らかになっていませんが、口腔がんになりやすい因子としては、以下が挙げられます。

  • 喫煙
  • 飲酒
  • 虫歯や入れ歯、被せ物や詰め物などの物理的刺激
  • 口腔内の不衛生

口腔がんの症状

症状や見た目だけでは判断が難しい疾患でもあるため、日頃からのセルフチェックを行い、気になる症状があれば早めに歯科医院を受診することが大切です。

こんな症状に注意しましょう

  • 2週間以上治らない口内炎がある
  • お口の中の粘膜が、白や赤色になっている部分がある
  • 舌や歯茎に硬いしこりがある
  • 舌やお口の中がヒリヒリする

症状が進行すると、強い痛みや出血、悪臭、首のリンパ節の腫れ、食事や会話がしづらいといった症状も現れます。

口腔がん検診について
(検診の流れ)

口腔がんは早期発見・早期治療により5年生存率は90%を超えるといわれていますが、進行すると50%を切ってしまいます。
当院では、口腔がんの検査・診断を行っております。気になる症状があればお早めにご相談ください。

STEP01

問診票の記入

家族歴や既往歴、生活習慣などを伺います。

STEP02

視診、触診

粘膜のしこりや腫れなどをチェックします。

STEP03

レントゲン撮影

頻度は低いですが、骨の中にがんがある場合もあるため、レントゲンで確認します。

STEP04

細胞診

極めて初期(がんになる前の状態)では、視診や触診でも異常の有無が判断できない場合があります。
そこで、最もがんの発生リスクが高い舌の縁を歯間ブラシなどで軽く擦り、採取した組織を顕微鏡にて確認します。

STEP05

検査結果報告

がんの疑いがある場合は、早急に専門機関へ紹介いたします。

口腔がん検診 Q&A

口腔がん検診を受けた方がいい人はどんな人ですか?

「口内炎が1週間以上治らない」「お口の中にできものがある」など、症状が出てから受診するのももちろん大切ですが、症状がなくても定期的な検査をおすすめします。
人間ドックのように年に1回程度、お口の粘膜や舌の状態をチェックしましょう。

口腔がん検診は何歳から受けた方がいいですか?また何歳から受けることが可能ですか?

口腔がんは、男女ともに40歳後半から増加する傾向がみられますが、最近は20代の口腔がんも増えています。
20歳を過ぎたら、定期的に検診を受けていただくことをおすすめしています。

セルフチェックの方法は?

月に1回程度、鏡でお口の中をチェックしましょう。
舌の裏側や奥、頬の内側などもよく観察し、色の変化やしこりや硬い部分がないかを確認します。
また、顎や首も触れて、腫れやしこりがないかもチェックしましょう。

口腔がん検診で口腔がんが見つかった場合どうなりますか?

がんが疑われる場合は、速やかに専門の医療機関に紹介します。

口腔がんはどのくらい(割合)の人がなりますか?

全がんの中で1~2%といわれています。
割合としてはとても少ないがんですが、年々増加傾向にあるため注意が必要です。

口腔がんは命の危険はありますか?

はい、進行すると命にかかわります。
また、進行がんの場合は手術も大がかりとなり、見た目や機能面への影響も大きくなります。
早期発見・早期治療がとても重要です。

口腔がんの治療方法を教えてください。手術は必要ですか?

口腔がんの治療は手術が標準治療となります。
進行度によっては化学療法や放射線治療も併用することもあります。
手術によって、食事や会話などの機能面への障害が起こるため、術後はリハビリテーションも行われます。

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