歯科口腔外科
歯科口腔外科について
歯科口腔外科は、歯や歯茎の問題だけでなく顎、顔面やその周辺組織の病変を診療する分野です。
歯科よりも外科的な要素が強く、お口の中のしこりや外傷、顎関節症など幅広く対応します。
お口の中の違和感は、痛みがない限り放置してしまいがちです。
しかし、中には大きな病気も隠れていることもあるため、少しでも気になる症状がある場合は早めの受診をおすすめします。
歯科口腔外科で診る
主な症状・怪我
- 親知らずの抜歯
- 口内炎、しこり
- 歯や口の外傷
- 顎関節症
「なんとなく気になる症状がある」という場合も、お気軽にご相談ください。
口腔顔面痛について
口腔顔面痛とは、歯に問題がないにもかかわらず、歯や顔などに痛みを生じる状態をいいます。
当院では、口腔顔面痛に対する診療も可能です。
お気軽にご相談ください。
口腔顔面痛の原因
口腔顔面痛は、さまざまな原因によって生じます。
病気 | 症状 |
---|---|
顎関節症 | 顎の痛み、疲労感、違和感。 顎関節に異常があるものと、顎を動かす筋肉に問題があるものに分けられる。 |
舌痛症 | 舌にヒリヒリ、ピリピリ感がある。 |
三叉神経痛 | 歯に瞬間的に激痛が起こる。 洗顔や髭剃りなどで顔に触れると起こり、「しみる」と表現する人もいる。 |
帯状疱疹 | 痛みが一日中続き不眠になることも。 口腔粘膜に水疱やびらんも生じる。 |
群発頭痛 | 上顎最後方臼歯に激痛が起こる。 目の奥にも激痛が起こり、15分~3時間続く。 |
狭心症 | 胸の痛みのほかに「放散痛」として顎の痛みが生じる。 速やかに専門での診察が必要。 |
治療の流れ
STEP01
問診
現在の症状や経過、生活背景などを伺います。痛みのある部位だけでなくお顔や頭部の診察もさせていただきます。
STEP02
検査
必要に応じてレントゲンなどの検査を行います。痛みのある部位には麻酔をする場合もあります。
STEP03
診断
歯科以外での対応が必要だと判断した場合は、耳鼻咽喉科や脳神経外科、循環器科などの専門医へご紹介いたします。
顎関節症
- 顎に痛みがある
- 口が開けづらい
- 口を開けるとカクカクと音がする
このような症状がある場合は、顎関節症の可能性が考えられます。
顎関節症は、歯ぎしりや食いしばりがある方、片側で噛む癖がある方、ストレスがある方など、さまざまな要因によって起こるといわれています。
緊急を要する病気ではありませんが、お顔の歪みはもちろん、そこから体全体を支える筋・骨格のバランスが崩れ、頭痛や肩こり、めまいなどの症状の原因にもなり得ます。
そのため、上記のような症状がある場合は一度ご相談ください。
口の中のできもの
- しこり
- 白いできもの
- 赤み
- 腫れ、水疱
上記のような症状はありませんか?
お口の中にできものができる原因はさまざまあり、中には口腔がんなどの大きな病気が隠れていることもあります。
お口の中にできものがあり、症状が続く場合は早めの受診をおすすめします。
口内炎について
口内炎は、銀歯や入れ歯など詰め物による刺激や免疫力の低下、口腔内の不衛生、ビタミン不足など、さまざまな原因でできます。
1~2週間程度で治ってくることが多いですが、なかなか症状が改善しない場合は別の病気が隠れている可能性もあるため、注意が必要です。
また、手足口病、ベーチェット病、潰瘍性大腸炎など、体の病気のサインとして口内炎ができることもあります。
親知らずの抜歯
親知らずは、歯の一番奥にある歯です。
一般的に左右の上顎・下顎で計4本ありますが、人によっては4本揃っていない場合や、親知らずがないという人もおり、個人差があります。
親知らずは、まっすぐに生えずに横向きや斜めに生えてきたり、歯茎がかぶっていることもあります。
そのため、親知らずや周囲の歯茎には汚れが溜まりやすく、痛みや腫れなどの炎症が起こりやすくなります。
親知らずが原因でお口のトラブルが起こっている場合は、抜歯を検討します。
炎症が強い時は抜歯を行いません
親知らずによる炎症が強い場合、抜歯によってさらに炎症が悪化する可能性があるため、すぐに抜歯を行うことができません。
まずはお薬で炎症を鎮めてから抜歯をするのが一般的です。